次は,E主任が作成した表3について,C主任に意見を求めた際の会話である。
C主任:気になることが3点あります。
    1点目は,営業所管理者用アカウントに,アカウント管理機能の操作権限が設定されないことです。
E主任:Hプロジェクトでは,事務手続に関する作業は主に販売企画課で担当することにしたので,販売企画課管理者用アカウントに権限を設定する案にしました。
C主任:販売企画課がアカウント管理を行う場合でも,人退社が不定期な販売員に付与するアカウントを,速やかに登録,無効化,権限変更する必要があります。
E主任:その点については,10月1日から実施でき,かつ,X社の情報セキュリティ対策基準を満たす方法として,[ d ]という対応を行います。
C主任:分かりました。2点目は,販売企画課管理者用アカウントに,アカウント管理機能の操作権限が全て設定されていることです。この点については,[ e ]のがよいと思います。
E主任:分かりました。
C主任:3点目は,メール送信を開始した後で,見込客がメールの送信を停止してほしいと考えたときの手続です。見込客はどうすればよいですか。
E主任:見込客が,担当の販売員に申し出れば,販売員が停止操作を行います。
C主任:それだけでは不十分だと思います。まずは,②販売員用アカウント以外のアカウントにも送信停止の権限を設定する必要があると思います。それに加えて,停止処理用URLをメールに付して,見込客が自ら停止できるように,[ f ]が容易に行える仕組みを提供すべきです。
E主任:分かりました。

 C主任とE主任は,検討の結果をU課長に説明し了解を得た。
 その後,C主任が指摘した事項も実施され,U課長に完了報告をして,準備が全て整った。そして,社内の手続に従った本番移行判定も問題なく終了し,予定どおり,10月から,Pシステムの利用が開始された。